13.面影の乡

作词:山口洋子
作曲:猪俣公章

道ばたに名もなく こぼれた花を
爱しんで 摘んでた しろい横颜
幸せになってと 重ねた指を
潮风がゆらせた 面影の乡よ

瞳をとじて思えば こんなに近い
初恋はふるさと 男ごころの
肩よせてかくれた 木立の阴で
ふと触れた くちびる 面影の乡よ

夕やけの若狭は 潮骚さえも
あのひとの优しい 声できこえる
あかあかと落ちる阳 彼方に炎える
この心とどけよ 面影の乡に